フクロウの寝言
 
ウクライナ

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二度の大戦を経て、人類は賢くなったというのは幻想だったと思い知らされた1週間だった。

正確には、賢くなった人間もいるが、そうではない人間もいると言うべきか。

よもや21世紀にあそこまで前時代的な戦争の仕掛け方をするとは。

急進的ではあっても合理的な思考をする(はず)という思い込みは、あっさりと裏切られた。

何かは起こるとしても、落とし所はある程度見えていると思っていたのだが、現実は最悪の結果となった。

この先どのように自体が進展するのか、どういう決着になるのかが全く見通せなくなったというのが何より恐ろしい。

先行きの不透明さは何よりも自分を不安にさせる。

 

つらつらと考えながらネットサーフィンしていると、こんな記事を見つけ、一読納得した。

あの男の頭の中では20世紀で時間が止まっているのだ。

21世紀には21世紀なりの思考と戦い方がある。

そう考えれば希望が無いわけではない。

既に、多くの国がメディアを通じて様々な情報を世界中に発信している。

今はまさに「情報戦」の最中なのだと実感させられる。

 

今はただ静かに、これ以上の血が流されないことを願う。

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