先日の診察結果を受け、紹介状を持って総合病院を受診。
いくつか候補はあったけれど、長く通うことになりそうなので、自宅から通いやすい病院を選んだ。
初診の歯科からは紹介状と一緒にレントゲン、CT結果を入れたCD-Rを渡されていたのだけれど、
病院のPCではうまく読み込めないということで、結局もう一度撮ることになった。
そこで改めて診察となったのだけれど、まず最初に「副鼻腔炎がある」ということを指摘される。
CTにしっかりと写っていたらしい。
以前から風邪を引くと調子が悪くなっていたので、ああやっぱりという感じだった。
そして問題の嚢胞らしきものは、嚢胞というよりは良性の腫瘍が元にあり、それが膿んで嚢胞になってしまったものらしい。
歯の根元部分に出来ており、癒着してしまっているので、根本的な治療としては抜歯を含めた手術が必要になるとのこと。
それは前の歯医者でも言われていて、自分でも調べてある程度覚悟していたので、そこまでショックではなかった。
ただし、悪性ではないものの、性質的に再発しやすく、一旦処置をしてもまた出来てしまうかもしれない…とのこと。
正直、こちらの方が「うーん」となってしまった。
一旦エイヤッとやってしまって完結するならいいけれど、長引くのは正直面倒だ。
更に、問題の歯が生きているかどうかを判断するために、電気を通す検査を行ったのだけれど
(ビリっというよりはジワッとした痛みが走る検査で、地味に気持ち悪い)
結果は見事に生きており、「生活歯」との判断。
虫歯もなく、しっかりとした歯なので、いきなり抜くことに先生の方も躊躇いがあるようだった。
そういう状況なので、まずは、腫瘍の性質を詳しく鑑別するために、患部を一部摘出して生検に回すことになった。
その結果次第で、抜歯するかしばらく様子見とするか、方針を決めましょうということに。
ただ、その検査でも神経の部分をいじくり回すことになるので、結局は入院して全麻での処置になるので、急遽8月頭に2泊3日の入院予定を入れることになった。
朝家を出る時はそこまで考えていなかったのに、いきなりの展開である。
入院前にも術前検査が必要になるので、それとは別に通院予定を入れる。
夏の予定が一気に慌ただしくなってしまった。
更に、帰り際にもう一度CTを見ていた先生がポツリと「反対側の顎にも小さいのがありますね」と。
確かにぼんやりと小さい影が写っている。
何だろうこれは、できやすい体質なんだろうか。
数年来、肩や手首に石灰が溜まる症状に悩まされているけれど、それとも関係あるとか?
橋本病やら喘息やら、すぐさま命には関わらないけど地味に面倒な持病シリーズのラインナップがまた増えてしまった感じだ。
先生に渡してもらった治療計画書によると病名は「顎骨腫瘍」、治療期間は「1年」となっている。
「1年」で済めばいい方なのかもしれないな…。
何となくスッキリしたような、そうでないような気持ちで帰途についた。
これから仕事の調整や、健保の手続き等、こまごました作業がまだ残っている。
面倒だけれどきちんとしておかないとね…。
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