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期待しないということ

結果を期待するから悩む。仕事だと割り切り動き続けよう

ちょっと前に読んだコラムで、自分の仕事にも通じる部分があったのでメモ。

記事の相談者は、民間の会社から半官半民の会社へ出向し、
経営者に事業拡大等の提言を行う立場の常務取締役。
自分なりに会社の将来を真剣に考え、色々と社長に提言するものの
社長自身が天下りの立場で積極的な施策を取るつもりがなく、
一向に聞き入れてもらえないとのこと。
何とか意見を聞き入れてもらうことはできないか、との相談。

自分は役員でもライン職でもないので、仕事の重みという意味では
異なりますが、「仕事で関わる相手に全く聞き入れてもらえない」
というシチュエーションはしばしば遭遇します。
それも、何か合理的な理由があって受け入れられないというのではなく、
単に面倒だから、手間が増えるだけだからという理由によるもの。
提言する方としては、「こうしたほうが管理しやすいのでは」
「結果的にそちらの業務が楽になるのでは」などとメリットを伝えては
いるものの、今ひとつ受け入れてもらえません。

そんなやり取りをずっと続けてきて、どうにかならないかなぁと
思っていた矢先に、冒頭のコラムを読みました。
質問に対する回答者の答えは、「とにかく提言し続けること」
というもの。

大竹:何度も提言しても聞き入れてもらえないということが続くと、心が折れてしまいませんか。無視され続けるのはつらすぎます。それでも提言し続けるには、相当な気力が必要です。

上田:それが仕事だと思えばいいんですよ。

大竹:それが仕事だと……。

上田:理解してもらえなくても、提言することで私は給料をもらっているんだと。それが、民間企業から役員として出向してきた自分のミッションだとね。

 理解されないと言うけれども、へこたれる必要はないんです。相手が理解しようが、しまいが、提言するのがあなたのミッション、仕事なのだから。

大竹:結果は関係ないということですか?

上田:結果は関係ないと割り切ることです。

大竹:結果を考えると、うまくいかないとがっくりきてしまうから。

上田:そう。だから、「提言をする」ということだけを考えるんです。結果は二の次。万が一、聞き入れられればラッキーだ、くらいに考えることです。

まあ、そうなんだろうな…とは思います。
人を変えることができるとは思わないほうがいいし、自分がこの職場を離れるつもりが
ないのであれば、そう割り切って仕事をする以外はないでしょう。
この相談者は58歳。
定年も間近に迫った状況であれば、これ以外の選択肢は無いように思えます。

ただし、この相談者が20代、30代という若手であればどうか。
自分だったら、「職場を変える手もあるのでは」というアドバイスをするかもしれません。
自分のミッションを自覚し、それを遂行することに徹するというのも
確かに重要なことではあるのですが、正直こういう状況(相手が全く聞く耳を持たない)で
その職場に居続けるのは、あまりメリットがあるとは思えないんですよね。
上の対談にもありますが、心が折れてしまうことにもなりかねない。
それを乗り越えるだけのタフさがないと、という向きもあるかもしれませんが
ストレスに対する耐性は人によって違うし、もう駄目だと思ってしまったら
立ち去るのもありではないかと思います。

さて、では40代はどうでしょうか。
若手と言うには薹が立ち、かといって定年を考えるにはまだ早い、微妙な年代。
勢いに任せて退職するのはためらってしまうし、かといってこれが仕事だと言い切れる
ほどにはまだ枯れていない。
何とも悩ましいお年頃です。

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